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塩屋の住宅街を歩いていると、突如あらわれる巨大なコンクリート建築。蔦に覆われ、時間がそのまま堆積したような姿は、かなり強烈な存在感。
通称「中セン(中野センター)」。
塩屋谷川沿いに要塞のようにそびえ立つ、かつての商業・生活の拠点。
廃墟好きの僕にはたまらないこの風貌。廃墟界で知られるマヤカン(摩耶観光ホテル)に並べて語りたくなるような建築です。
1・2階は市場として賑わい、3・4階は住居として使われていた建物。昭和の頃は人の流れも多く、塩屋の中心のような場所だったとか。
駅前商店街の名物豆腐屋さんも、ここが創業の地だったらしい。
壊れかけた入口の橋を、住民の寄付で補修したこともあったそう。地域に愛されながら記憶とともに残ってきました。
しかし時代の流れとともに徐々に役割を終え、現在の姿に。
一部は都市計画道路にもかかっていて、扱いとしては簡単ではありません。現況は崩壊等の危険性があり、出入口も封鎖されているため、立ち入ることもできない状況です。
それでも、この建物への地域の関心は今も強く、まちづくり推進会から行政へ活用提案が出たことも。近くを歩くと「なんとかならないか」と声をかけられたこともありました。
つい先日ホーチミンを訪れた際に、荒廃した廃墟ビルの中に小洒落たカフェやショップが入り、若者や観光客で賑わう場所が点在していました。この建物にも、そんな可能性はないだろうかと思ってしまいます。
フルリノベーションとなれば、相当な投資が必要になることは間違いありません。ただ、すべてをきれいに仕上げる必要はないのかもしれません。
最低限の安全性(防水・補強・インフラ等)を整えたうえで、小さな区画ごとに店舗やアトリエを受け入れていく。盛り上がりを見せつつある塩屋なら、面白い使い手も集まりそうです。
塩屋中心部で、再び町のシンボルとなり得るポテンシャルを持った物件。挑戦者をお待ちしています。
交通
JR山陽本線「塩屋」駅 徒歩10分
山陽電鉄本線「山陽塩屋」駅 徒歩10分
建物構造 鉄筋コンクリートブロック造陸屋根 4階建て
築年 1968年 土地権利
所有権
敷地面積 591㎡
都市計画 市街化区域
建蔽率/容積率 60%/200%
備考
地目:宅地/現況:空室/引渡時期:相談/※古家付土地売買となります。/神戸市特定空家の指導有/測量図なし/成約時仲介手数料(成約価格×3%+60,000円)+消費税/収益物件
取引態様 媒介
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