CLIP CLIPPED!
¥190,000
都会のせかせかした生活に疲れ、穏やかな田舎暮らしをしてみたいと考えている方は案外多いのではないでしょうか。田舎暮らしには、自然に囲まれた環境や、広い土地、ゆったりとした間取りなど、都会では味わえないさまざまな魅力があります。しかし現実的には、仕事や家庭の事情を考えると、簡単に決断できるものではありません。
そこで今回は、都会にいながら田舎暮らしの気分が味わえる、一戸建ての住まいをご紹介いたします。立地は世田谷区の知る人ぞ知る高級住宅街「岡本」。最寄り駅は用賀駅ですが、駅から徒歩で25分程度とまあまあ遠いため、通勤のことを考えるとバスや自転車で駅へ向かう、という手段も考えたいところです。しかし、穏やかな雰囲気と緑が豊富なこの環境は、田舎暮らしをしたい人にとって理想的に思えます。
外観は一見昔ながらのよくある戸建てに見えますが、レンガ調の重厚感ある塀が佇まいに風格を感じさせます。間取りは1階に約12帖のLDK、約5.5帖の洋室、4.5畳の和室、水回り、2階に8畳の和室、約6帖の納戸がある、約115㎡の大型3SLDKタイプ。
玄関を入ると、ほのかに漂う木の香りと素材の温かみが感じられて、一瞬田舎の家に帰ってきたような不思議な感覚に陥ります。板張りの天井が目を惹くレトロなLDKは、造作家具やダウンライトがアクセントになっていて、上品な雰囲気を演出しています。LDKと洋室は南東側の窓から自然光がたっぷり差し込みますので、昼間は電気をつけないでも十分明るいうえに、目の前には専用庭が広がりますので、心穏やかに過ごすことができます。小上がりになった琉球畳の和室もモダンな印象ながら、くつろぎと安らぎをしっかり与えてくれます。
2階の和室は、細い木枠が規則的に組まれ、職人技が感じられる美しいデザインが印象的です。障子を通して柔らかな自然光が差し込む癒しの空間は、とっておきの寛ぎスペースになりそうです。勾配天井がポイントの納戸は思いのほかゆとりがあり、一つの部屋として十分に使える広さがあります。
そしてこの住まいのハイライトは、木々や草花を通して四季が感じられる美しい庭です。田舎の家ほど広さはないにしても、梅の花が咲く風情と飛び石が解放感を与える庭は十分魅力にあふれており、田舎に帰ってきたようなノスタルジーな気分にさせてくれます。