CLIP CLIPPED!
¥90,000
「プライベートとパブリックの間に楽しみを」
コンセプトをつけるならこんな感じでしょうか。
今回ご紹介する物件は那覇市識名にございます。
那覇市という中心地にありながら、なんだか懐かしい風景が残っている地域です。
「すーじーぐゎー」と呼ばれる細い道が入り組んでいて再建築不可の建物が多く、そのため昔ながらの古民家が多く残っていることが、結果的にこの風景を残してくれています。
ひっそりと、花ブロックの塀沿いに瓦屋根の古民家が何棟も佇んでいて、沖縄の離島に来たような気分になりました。
オーナーさんが昔育ったこの古民家を自らの手で再生しました。
外壁も屋根も真っ白。
古い沖縄の民家ですが、こう真っ白に仕上がったので、名付けて「ホワイトハウス」。
住めば気分は大統領。プレジデント!
天井を半分取っ払って、セメント瓦の屋根の裏側が見えます。
それがまたかっこいいんです・・・。
無機質なセメント瓦にそれを支えるたくましい木の柱。
何十年と支えづづけていたのに、「まだまだいけるぞ!」と言わんばかりの貫禄です。
LDKは広めに11帖あり、寝室も2部屋あるのでファミリーにもおすすめ。
壁は塗装を施されているので清潔な印象なので古民家に耐性のない方でも一度見てみてほしいです。
そして何といってもこの家の特徴は、畑付きなんです。
おうちの裏側に畑があります。
敷地内に畑があるのですが、現在はオーナーさんと地域の方も一緒に使っています。
毎日誰かしらは畑作業にいらっしゃるので自然と近所の方との関わりがあると思います。
ただ畑への入り口と自宅玄関の入り口は別なのでご安心ください。
レタスやトマト、ハーブ達が青々と育っていて、家庭菜園をやってみたい方にうってつけかと思います。
先住のプロの方から直接栽培のコツを教わったりして。
私だったらこの際本気出してやってみたいかも。
「もし畑を本格的にできるような方でしたら、ゆくゆくは畑をすべて使ってもらってもいいですよ~。」
とのことです。
畑をお探しの農業関係の方、いかがでしょうか?
住居兼職場です。
「〇〇さん、おはよ~!」で始まる朝。
人によってはこういう懐かしい人との距離感、この感覚。
プライベートとパブリックのあいまいさ。
今の時代に必要な物件なのかもしれません。