CLIP CLIPPED!
¥14,800,000
激動の昭和が終焉(しゅうえん)を目前にした1988年
沖縄の地域主義モダニズム建築の余韻を残した時代の分譲マンションのお部屋をご案内いたします。
建物は正面通りと裏通りとの高低差(推定10m)を活かして、各戸をひな壇場に配置しています。
30年の経過と共に浸食されたコンクリートと、うっそうとした緑とが一体化したことも手伝って丘のような面持ち。
斜めから見るとまるで段々畑?いや、タイの古代遺跡?はたまたメキシコのテオティワカン遺跡?とまでは行き過ぎですが、なかなかの存在感が異彩を放つ建物です。
場所は、島袋小学校と市営団地の間に位置し、開発されていないのどかな住宅地。
近隣には島袋幼稚園、諸見里公園もございます。
ライカムイオンモールには程近いのですが、用事のある方しか通らないマニアックな場所でもあります。
今回ご案内するお部屋は、4階のお部屋です。
建物が段々の傾斜地にあるので、建物の下と上に前面道路があり、階段でつながっているので上からも下からも建物に入れるようになっているのですが、4階だとお部屋の前に前面道路と駐車場があるのでかなり便利なお部屋です。
下の階だと急な坂を下ったり上がったりしないといけないので、その手間が省けます。
室内はオリジナルのままの状態です。
そのまま住むことはできそうなのですが、好きなようにリノベーションして住む素材としてもポテンシャルが高いと思います。
畳間をつなげて広い1LDKにするのも良さそう。
バルコニーは南東向きなので、明るい光が部屋中に届いて清潔で元気な空気が漂っています。
何しろ建物が尖っていて、唯一無二の存在感が好きなんですよね。
何度行ってもカッコイイなーと写真を撮ってしまいます。