CLIP CLIPPED!
¥48,000,000
木造二階建ての瓦屋根の古民家。今となっては「絶滅危惧種」と言っても過言ではないのでは…。
平屋建ての古民家が立ち並ぶエリアはまだ残っているかと思いますが、二階建ての古民家はレアな建物になってきている今日この頃。
今回ご紹介するのはそんなレアな建物、しかも那覇のど真ん中「松尾」に位置する物件です。
屋根や外壁は真っ白に塗装され、水色のトタン屋根もいいアクセントになっている素敵な外観。
建物の四方は駐車場や道路で囲まれているため、ある意味「ポツンと一軒家」状態です。
築年数も不明(おそらく70年は越えているであろう…)なこちらの建物、よくもまぁ今日までここに立ち続けてくれました。
雨漏りなども過去にはありましたが、その都度しっかり修繕をして、この姿を保ってきたそうです。
間取りも面白いことになっているのでご紹介しましょう。
外から見るとわからないのですが1階部分は二世帯になっております。
まず前面道路側。正面の玄関から入りますと、1階は畳間やフローリングが入り混じりながら緩やかに仕切られた間取り。
奥に進むとコンパクトにまとめられた水回り。浴室には勝手口もついており、その先には倉庫的なスペースも。
また、こちらの世帯は階段で2階に上がることができます。窓からはまぶしい太陽の光と、木々の緑が主張してきます。
建物の裏側に回りますと、もう一つの玄関が。こちらの世帯は階段は無く、1階のみとなっております。
引き戸や天井板など、当時のモノでしょうか…。かなり年季が入っておりますが、これってかなり貴重な建具なのでは…?
1階部分を仕切る壁を取り払って一世帯にしても良し、このまま二世帯で使うも良し。使い方は様々です。
そして何といっても、魅力的なのは目の前に広がる松尾公園。玄関開けて10歩で到着。
那覇の高い建物たちの狭間で、ホッと一息つける場所。
ゆっくり散歩していると、遊具やモニュメントたちもひとつひとつが可愛らしく、ずっとスナップを撮りたくなります。
そんな素晴らしい公園のすぐそばで、歴史ある建物とともに送る生活、いかがでしょうか。