CLIP CLIPPED!
¥30,000 / 13.24m2
山形市平清水。市内の東部に位置し、駅から車でおよそ10分。
山形のシンボル・千歳山の麓に広がる、陶芸の里として知られるエリアです。
江戸時代から続く窯元や古刹が点在し、どこか時間がゆっくり流れるような落ち着いた風景が広がっています。
そんな、歴史ある平清水に新たなコミュニティが生まれました。
その名は「鴨の家」。
もとは築数十年、名家と呼ぶにふさわしい広大な屋敷と庭を備えた物件。
重厚な梁や欄間、寄木細工の天井、そして池を抱く庭…。
個人で暮らすにはあまりにも贅沢なこの場所を芸工大コミュニティデザイン学科の森先生が新たな役割を与えてくれました。
シェアハウス兼コミュニティスペースとして、ここでの暮らしがスタートしています。
この家の魅力は、スケールだけではありません。
敷地に足を踏み入れると、まず目に飛び込む二つの池。
耳を澄ませばせせらぎの音。
ホタルやザリガニが住むこの池の水源は、地名の由来でもある平清水の湧水です。
さらに奥には畑があり、入居者は自由に利用可能。
庭でとれた野菜をみんなで料理して、縁側で食事を楽しむ——そんな暮らしが自然と浮かびます。
もちろん、家の中も見どころがたくさん。
アイランドキッチンを備えた広いLDK、手入れされた水回り、趣のある和室。部屋数は8SLDKと圧巻で、シェア暮らしにぴったりです。
さらに、DIY好きにはたまらないアトリエスペースも敷地内に用意しています。
思い立ったら木工やクラフトに没頭できる環境です。
そして先日、この家を会場に「並木市」という一日限りの地域イベントが開かれました。
芸工大の学生と地域の方々が協力し、キッチンカーや蚤の市、ワークショップ、盆踊りまでが路地にあふれ、静かな平清水がにぎわいに包まれました。
鴨の家はその拠点のひとつとして人を迎え、ただの住まいではなく、地域と人をゆるやかにつなぐ場所として機能しました。
ここには「暮らしをシェアしながら、まちと関わる」という可能性があります。
あえて学生ではなく、社会人の入居を歓迎しているのもそのためです。
畑を一緒に耕したり、地域の陶芸家とイベントを開いたり、庭でマルシェや上映会をしたり——未来の風景は、あなた次第。
帰宅したときに誰かの「おかえり」がある。そんな温度感を求める人にこそ、ここを見てほしい。
交通 平清水バス停 徒歩6分
共益費 15,000円/月(水道光熱費含む)
建物構造 木造 2階建て
築年 1978年
取引態様 媒介
設備
エアコン(占有スペース)/給湯(エコキュート)/温水洗浄便座/照明器具/システムキッチン(共用スペース)
備考
募集戸数:4戸/要火災保険契約