CLIP CLIPPED!
沖縄の歴史文化とともに!
¥9,800,000
お食事中の方はちょっとすいません。
沖縄のトイレの歴史について話します。
昔から沖縄では、「鳴き声以外はすべて食べる」と言われるほど豚は重要な食材です。
水洗トイレが普及するまで、家庭では「フール」と呼ばれる離れに豚を飼育していて、そこは便所の役割もありました。
ヒトの排泄物が豚のエサになるなんて(ちゃんとしたエサも与えてたかもしれませんが)、今では考えられないですが、当時は食と衛生環境を守るための画期的なシステムだったわけです。
国有形文化財の歴史的建造物じゃないとなかなかお目にかかれない貴重なこの「フール」。
一般の住宅で残っているのは初めて見ました。
もちろん、今回ご紹介する物件には室内に洋式のトイレがありますのでご心配なく。
豚小屋跡地もきれいに塗装されているので、物置として使えるようになっています。
場所はうるま市与那城の屋慶名と言われる地域にあります。
有名なバンド「HY」の地元で、物件から徒歩約3分の兼久商店ではファンの聖地となっているようでした。
資料が残っていないので、正確な築年数が分からないのですが、まめに修繕されてきたことが分かります。
コンクリートの状態も良好です。塗装もきれいにし直しされているので、若干の手直しをして住むことは可能です。
現代のライフスタイルに合わせて住みたい方はリフォームが必要になると思います。
畳間と壁を取っ払って広い1LDKにしたりと想像力豊かに好きなように改装してください。
屋上からは海が見えるので、建て替えして2階建てにすればオーシャンビューのおうちが誕生しますよ。
ただ、前面道路が2mと狭いため、軽自動車でも運転テクニックが試されます。
シャワーも離れにあるため、抵抗ある方はご注意です。
歴史的建造物付きのこの物件、引き継いでくれる方募集します。