CLIP CLIPPED!
¥72,000 / 38.88m2
阪急宝塚線「服部天神」駅から住宅街を抜け、田畑の広がるエリアに差しかかると、金属パネルの3棟が並ぶ建物が現れます。
一見するとごく普通の集合住宅。でも、その中に、素材と手ざわりでつくられた特別な一人暮らしのための空間があります。
神吉(かんき)マンション324号室——この部屋で味わえるのは、無垢材のぬくもりと、背伸びしないちょうど良さ。
木のあたたかみが、日常を少しやわらかくする
・神吉マンションに使われた無垢フローリングの魅力
・手仕事が感じられる、塗装壁と木の天井
足元から静かに語りかけてくる。塗装仕上げの壁は、均一ではない手ざわりがあり、天井はやさしい木の板張り。どこか自然体で、それでいて既製品にはない“人の手の跡”が感じられる空間です。リノベーションは2020年に実施。一般的な「デザイナーズ」や「ナチュラル」では収まらない、意志のある仕上がりとなっています。
窓辺に寄り添う、居場所のようなカウンターデスク
一人暮らしでも活きる、造作デスクのある暮らし
南向きの窓から光が差し込む、豊中市の一室で
南向きの窓に沿って造られた、幅広の造作デスク。テレワークにも、趣味にも、読書にも、ただ考えごとをする時間にも。“特別なことをしなくても、しっくり来る場所”があると、暮らしに少し余裕が生まれます。
飾らないキッチンが、道具として美しい
豊中市のリノベ賃貸で見つけた“見せたくなるキッチン”
・オープン棚とダクトが引き立てる、料理が楽しくなる場所
むき出しのダクト、木の棚、オープンな作業台。キッチンは決して広くはないけれど、機能的で、むしろ“見せたい空間”に仕上がっています。生活感を整えながら、自分らしい使い方ができそうです。
水まわりにも、素材と遊び心を。
・ターコイズブルーの壁が印象的な洗面台
・床の柄が楽しい、賃貸らしくないトイレ空間
洗面台には曲線のミラーとアクセントのターコイズブルー。トイレの床と同じヘリンボーン柄のクッションフロアが全体に統一感をもたらしています。カラフルすぎず、主張しすぎない絶妙なバランス。
ちゃんと暮らしやすいって嬉しい。
この部屋は、まるでリノベーション雑誌の1ページのような派手さではありません。けれど、毎日を送るにはちょうどいい温度と、どこか安心感のある居場所があります。
集合住宅ですから、隣人の生活音が聞こえることもあります。それでも、この空間に惹かれる人なら、その「音」すらも生活のリズムとして受け止められるかもしれません。
・アクセス
阪急宝塚線「服部天神」駅 徒歩10分
設備:エアコン/バストイレ別/温水洗浄便座/室内洗濯機置場/TVモニター付きインターホン