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ワンダーのトピックス

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ワンダースタッフのショートトリップ〜福岡市・西戸崎編〜

2024.12.21

福岡県福岡市東区にあるまち、西戸崎(さいとざき)。
福岡県民にとっては海の中道海浜公園があるエリア、というと伝わりやすいかもしれません。

玄界灘と博多湾に囲まれた地域。
国営の海の中道海浜公園には、四季の花を楽しめるエリアや地域とつくる森があり自然も感じられます。

福岡のビジネスの中心地である博多の港から船で15分でアクセスできるのに自然も感じられる。
1972年までキャンプ・ハカタと呼ばれる米軍基地があった歴史を持ち、当時の米軍ハウスを民泊としてリノベーションしている施設がある。
そんな場所があると聞いて訪ねてきました。


JR博多駅からバスに揺られて、まずは船の発着場・博多埠頭へ。
チケットを買い、乗り込む船は市営渡船の「きんいん」。
西戸崎から砂洲で陸続きになっている“志賀島(しかのしま)”で、「漢委奴国王」と刻まれた国宝の金印が発見されたことに由来しているのでしょう。
座席数はしっかりとあり自転車も一緒に乗船できるので、西戸崎に住み、船に乗って博多エリアに通勤するというのも良さそう。





出航した船の上で、風を浴び波の音を聞きながら時々飛沫なんかも浴びたりして。
遠くなっていく福岡都心部を眺めていると、なんともいえない高揚感が湧き上がってきます。


15分ほど景色を楽しんでいると、あっという間に西戸崎港に到着。
到着してからはまず、まちの雰囲気を感じるために歩いてまわることにしました。


初めて訪れる地域では、ローカルなお店をのぞくのが楽しみのひとつ。


リカーハウスむらせさんは焼酎も日本酒もワインも品揃えがとても豊富!焼酎の量り売りなんかもありました。


よしだフードセンターさんは朝のお買い物でひっきりなしにお客さんが来店されていて、地域の食を支えるお店といった感じ。
お刺身がとてもお手頃でした。


お昼は老舗のお寿司屋の王将寿司さんのランチ営業で海鮮丼!
新鮮でとても美味しく、満足度が高い...

その後、バスに5分ほど乗って少し西のほうまで足を伸ばし、浜辺を求めて歩いていた時に出会ったのが、米軍ハウスを民泊に改修されたという3棟ならんだ「BRADY HOUSE SAITOZAKI」



他の場所にも僅かながら米軍ハウスは残っているようで、『FLAT HOUSE LIFE』著者でイラストレーター、文筆家のアラタ・クールハンド氏がオーナーのゲストハウス「FLAT HOUSE villa」もあるそう。

今回はまちの散策がメインの目的の日帰りショートトリップでしたが、米軍ハウスに数日宿泊しながら、海辺でのゆったりした時間を堪能してリフレッシュしたり、暮らすように過ごして西戸崎居住を疑似体験してみるのもよさそう。

浜辺まで行くと、マリンスポーツを楽しむ方や浜辺でゆっくりと本を読む方が。
まだ少し冷たかったけれど、波打ち際で水に触れたり海を眺めながらお酒を飲んだりと楽しい時間。



歩きまわったあとの休憩がてら、福岡市内で多店舗展開しているケンジーズドーナツさんの西戸崎店でお茶をした帰り際、お店の方に「いいところでしょう!移住してください笑」と声をかけられたのがなんだか嬉しく、再訪を心に誓うのでした。


【文・写真】ワンダー編集部

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